【エディンバラ城】スコットランド王室の歴史が息づくシンボル🏰

今回は、スコットランドを代表する観光名所であり、歴史と伝統の象徴であるエディンバラ城について紹介します。城の構造や見どころ、世界遺産としての意義などを詳しく解説します🏰



エディンバラ城の概要

エディンバラ城(Edinburgh Castle)は、スコットランド・エディンバラにある火山岩「キャッスル・ロック」の上に築かれた堅固な要塞で、少なくとも紀元前から人々が住んでいた歴史があります。現在の城の形は12世紀、スコットランド王・デイヴィッド1世の時代に整備されたものです。

その後、用途は時代とともに変化し、要塞、王宮、軍事拠点、王家の住居、牢獄などさまざまな役割を果たしてきました。




主な見どころ



見どころ解説
👑 王室居住区スコットランド女王メアリー・スチュアートがジェームズ6世を出産した部屋があります。
💎 スコットランド王冠と宝珠王権の象徴であるクラウン・ジュエルズが展示されています。

🪨 ストーン・オブ・スクーン戴冠式に使用された伝説の石。イギリス王室にとって非常に重要なシンボルです。

🕐 ワン・オクロック・ガン毎日午後1時に大砲が発射される名物イベント(祝日を除く)です。
🌅 ホーンズ・オブ・エディンバラ城からは旧市街・新市街・フォース湾まで見渡せる絶景スポットです。

世界遺産との関係

エディンバラの旧市街と新市街は、1995年にユネスコ世界文化遺産に登録されており、エディンバラ城はその中心的なシンボルのひとつとして位置づけられています。


その他の情報

エディンバラ城は観光客にとっても極めて人気のある場所で、スコットランドではケルビングローブ美術館・博物館に次いで訪問者数が多いとされています。また、イギリス政府によって指定建造物として保護されており、現在の管理・運営の大部分はスコットランド政府の機関「ヒストリック・スコットランド」に委ねられています。

城は軍事的にも長年利用されてきた背景があり、かつてはスコットランド軍の中枢基地でもありました。現在でも朝6時から9時の間、城の城門に歩哨が立っており、軍事的象徴としての役割を今も感じさせます。

また、城の構造は陸続きであるものの、キャッスル・ロックという火山岩の上に建っているため非常に堅牢で、長い歴史の中で幾度となく包囲戦を経験しながらもそのたびに守り抜かれてきた堅城です。


📌関連スポット:
・ウィンザー城 → こちらの記事
・ウェストゲート・タワー → こちらの記事
・ウェストミンスター宮殿 → こちらの記事

コメント